「Androidは電気羊の夢を見るか」を読みたい管理者のブログ

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婚活に対する違和感

mephistopheles.hatenablog.com

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こんなエントリが上がってきた所でここいらで婚活に対してぼくが感じてる違和感を言語化してみたいわけですよ。

まずぼくのバックグラウンドの話をしておきたい。
飲み会とか初めて人と話す場が苦手で、初対面の人とは全くと言っていいほど会話が弾まない。
一回だけお見合いの経験がある。親に結婚相談所とやらに登録されて、一回だけ興味本位で出てみたのだ。
感想を言えば「不毛」の一言に尽きる。あたりまえといえばあたりまえか。

結婚相談所という場所

まず男から会いませんかとコンタクトを取って女性が了解したらお見合いという流れが普通だと思う。これから結婚相談所に登録を考えてる人がいたら伝えて置きたいのは、「何処だって同じだ」ということだ。当然ながら一箇所に登録している人から人を選ぶとなるとごく限られた人数にしか可能性がないが、結婚相談所は結婚相談所同士でネットワークを持っていて他の結婚相談所に登録している人とお見合いが出来たりする。だからこそ近場に行けばいいのではないだろうか。

出会いは欲しいけれど

インターネットやSNSの普及した今の時代,効率的に多くの人と出会いたければその手段をとるというのは,いたって普通の思考回路のように考えられます。また,確かに数十年前は結婚相談所というと「最後の手段」のような目で見られていた節がありますが,今や婚活パーティー,街コン,結婚相談所といったところに出向いてパートナーを探しに行くやり方は,だいぶ市民権を得てきたのではないでしょうか。

出会いは欲しい。ただし結婚という前提を抜きにして
当然のことながら結婚相談所に登録する人というのは結婚を前提とした出会いを求めてるわけですよ。結婚ですよ結婚。結婚したらその相手と一生を共に過ごさないといけない。他人と生活しないといけない。なんということだ。よほど気が合うか、好きでない人でないとそんなことは出来ないのではないだろうか。

結婚という場において男は不利な立場にあるということ

藤澤さんの恋愛工学論を持ち出すまでもなく、結婚というのは男が不利な立場に立たされる。
女は結婚したらいつでも仕事を辞めることができる、と誰かが書いていた。
結婚したら当然ながら男は女を食わせていかなくてはいけない。会社が倒産して失業しても、生きていかなくてはいけない。男は女性に対してそれ相応の責任を追うものだ。しかもその上大半の夫婦の男性側はお小遣い制というではないか。報われない。
それに対して女は、結婚という場に就職するのだ。結婚したら男に食わせてもらえる、と思ってる女は割りかし多いのではないかと想像する。
そういえば結婚相談所に登録した時、前年の源泉徴収票の提出を求められたのだった。
あーこわいこわい。
一方で女の年収は書いてないのだ。

お見合いって何を話せばいいの?

お見合いが決まる。
結婚相談所に登録してるとホテルとかそういう場所の中にあるちょっと高級そうな喫茶店を見繕ってくれる。
連絡先も知らされずに写真の情報を頼りに相手を探す。
1時間も前に到着して様子を見ていたが、同じような人がたくさんいた。
次々に見合い相手を探しては彼らは喫茶店の中に入っていった。
喫茶店の中は満席で外で待ってる人もいた。
目当ての相手が見つかり、いよいよお見合いだ。
でも、何を話せばいいというのだろう。
事前に結婚相談所からお見合いのガイドラインというのが送られてきて、聞いてはいけないことリストがリストアップされていた。

  • 結婚相談所に登録した理由
  • 結婚相談所の登録料
  • 結婚したい理由

単刀直入に言ってしまえばその時ぼくが一番知りたかった情報を聞き出すのはタブーだった。
すなわちそれが「婚活に対する違和感」である。
それに、相手のバックグラウンドも碌に知らない。
趣味に神社仏閣巡りって書いてあったけど、ぼく、そんなことに一切興味がないし、何よりその時は緊張して頭が真っ白だった。
共通点が何もない状態で何を話せばいいの?

まとめ

  • 結婚は男が損である。
  • 出会いは欲しいが結婚を前提にしたくない。結婚は結果であって欲しい。
  • 初対面の相手に話すことがない。

結局時間の無駄だったなぁと思ったところでぼくのお見合いは終わったのだった。