「Androidは電気羊の夢を見るか」を読みたい管理者のブログ

仕事などでの色々な発見を記事にしてます。不定期更新。

togetter.com
うん。うち親がこのタイプだからよくわかる。
「難しいことはわからない」と言い出してそこで会話が止まる。

わかったつもりもやはり重要だ。

kosotatu.jp

質問を聞いていると、なぜ分からなくなったのかが概ね判明します。
一言で言うと、概念の本質を理解していないからです。

数学で、2次方程式の解の公式ってあるじゃないですか、あれ何度も練習させられて係数当てはめてくうちに空で言えるようになっててやはり反復練習って重要なんだなって思うじゃないですか。今じゃ中学で教わらないらしいですが。

認知心理学スキーマという概念がある。部分と部分を繋げるキーワードだ。
たとえば下の例で言えば

 数学の先生というと、途中計算を端折る傾向がある。例えば、

  Y=X+X2・2X を計算すると、    Y=X+2X3

としがちだが、生徒の側からは、分かりづらいという。途中計算のカラクリを確認しながら、
計算を進めると、生徒にとっては理解しやすいようだ。

  Y=X+X2・2X を計算する。

     X2・2X=2X・X2 で、 X・X2=X1+2=X3 より、  Y=X+2X3   

 少しの労力で、生徒の理解が進めば、これほど嬉しいことはない。

数学の裏側

X・X2=X1+2=X3が導入されて始めて式変形の最初と最後が「繋がる」学生もいるんです。

わかったつもりも重要だ、何故ならわかった状態にならないと思考が先に進まないから。
そりゃ概念も重要だけどサ。

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)

おそらく、ぼく自身は、はたらくということについて、
 かなり農耕的な考え方をしていると思う。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 目次

糸井さんが農耕系なら僕は狩猟採集民族なんだろうなぁ。村上龍も同じ血が流れてるんだろうなぁ。
農耕だから日刊イトイ新聞は今日まで続いてるんだろうなぁって。

インターネット的 (PHP新書)

インターネット的 (PHP新書)

糸井さんの臨終の言葉は
「あぁ楽しかった」
がいいって書いてあった。

今の楽しさはいつまで続くのか。ぼくは不安に思う。

婚活に対する違和感

mephistopheles.hatenablog.com

mephistopheles.hatenablog.com

こんなエントリが上がってきた所でここいらで婚活に対してぼくが感じてる違和感を言語化してみたいわけですよ。

まずぼくのバックグラウンドの話をしておきたい。
飲み会とか初めて人と話す場が苦手で、初対面の人とは全くと言っていいほど会話が弾まない。
一回だけお見合いの経験がある。親に結婚相談所とやらに登録されて、一回だけ興味本位で出てみたのだ。
感想を言えば「不毛」の一言に尽きる。あたりまえといえばあたりまえか。

結婚相談所という場所

まず男から会いませんかとコンタクトを取って女性が了解したらお見合いという流れが普通だと思う。これから結婚相談所に登録を考えてる人がいたら伝えて置きたいのは、「何処だって同じだ」ということだ。当然ながら一箇所に登録している人から人を選ぶとなるとごく限られた人数にしか可能性がないが、結婚相談所は結婚相談所同士でネットワークを持っていて他の結婚相談所に登録している人とお見合いが出来たりする。だからこそ近場に行けばいいのではないだろうか。

出会いは欲しいけれど

インターネットやSNSの普及した今の時代,効率的に多くの人と出会いたければその手段をとるというのは,いたって普通の思考回路のように考えられます。また,確かに数十年前は結婚相談所というと「最後の手段」のような目で見られていた節がありますが,今や婚活パーティー,街コン,結婚相談所といったところに出向いてパートナーを探しに行くやり方は,だいぶ市民権を得てきたのではないでしょうか。

出会いは欲しい。ただし結婚という前提を抜きにして
当然のことながら結婚相談所に登録する人というのは結婚を前提とした出会いを求めてるわけですよ。結婚ですよ結婚。結婚したらその相手と一生を共に過ごさないといけない。他人と生活しないといけない。なんということだ。よほど気が合うか、好きでない人でないとそんなことは出来ないのではないだろうか。

結婚という場において男は不利な立場にあるということ

藤澤さんの恋愛工学論を持ち出すまでもなく、結婚というのは男が不利な立場に立たされる。
女は結婚したらいつでも仕事を辞めることができる、と誰かが書いていた。
結婚したら当然ながら男は女を食わせていかなくてはいけない。会社が倒産して失業しても、生きていかなくてはいけない。男は女性に対してそれ相応の責任を追うものだ。しかもその上大半の夫婦の男性側はお小遣い制というではないか。報われない。
それに対して女は、結婚という場に就職するのだ。結婚したら男に食わせてもらえる、と思ってる女は割りかし多いのではないかと想像する。
そういえば結婚相談所に登録した時、前年の源泉徴収票の提出を求められたのだった。
あーこわいこわい。
一方で女の年収は書いてないのだ。

お見合いって何を話せばいいの?

お見合いが決まる。
結婚相談所に登録してるとホテルとかそういう場所の中にあるちょっと高級そうな喫茶店を見繕ってくれる。
連絡先も知らされずに写真の情報を頼りに相手を探す。
1時間も前に到着して様子を見ていたが、同じような人がたくさんいた。
次々に見合い相手を探しては彼らは喫茶店の中に入っていった。
喫茶店の中は満席で外で待ってる人もいた。
目当ての相手が見つかり、いよいよお見合いだ。
でも、何を話せばいいというのだろう。
事前に結婚相談所からお見合いのガイドラインというのが送られてきて、聞いてはいけないことリストがリストアップされていた。

  • 結婚相談所に登録した理由
  • 結婚相談所の登録料
  • 結婚したい理由

単刀直入に言ってしまえばその時ぼくが一番知りたかった情報を聞き出すのはタブーだった。
すなわちそれが「婚活に対する違和感」である。
それに、相手のバックグラウンドも碌に知らない。
趣味に神社仏閣巡りって書いてあったけど、ぼく、そんなことに一切興味がないし、何よりその時は緊張して頭が真っ白だった。
共通点が何もない状態で何を話せばいいの?

まとめ

  • 結婚は男が損である。
  • 出会いは欲しいが結婚を前提にしたくない。結婚は結果であって欲しい。
  • 初対面の相手に話すことがない。

結局時間の無駄だったなぁと思ったところでぼくのお見合いは終わったのだった。

31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる

同じ業界人として言わせてもらうとこの漫画のモデルになった人はそれなりのポジションと実力があるのにそれでも婚活に5年費やした所に婚活ビジネスの闇を感じる。
にしても何処で知ったんだこの本。

誰も文脈を読みたがらない

novtan.hatenablog.com
・人間は群れたがる生き物である。そして同じ群れは同じ文脈を共有するものである。
・同じ群れは通常文化圏と呼ばれる。
・インターネットには無数の文化圏がある。それはSNSの興隆により別々の文化圏はいわゆる別居が出来るようになった影響が大きい*1
・同文化同士のコミュ二ケーションは時としてハイコンテクストである*2
・異文化同士のコミュ二ケーションにはそれ相応のコストが発生するものである。
・異文化圏のもの同士がコミュニケーションをしようとすると時として争いが発生する*3
・だれも文脈を理解しようとしない。インターネット上のテキストについては特に。
・誰もコミュニケーションのコストを払いたがらない。だから争いに発展する*4
・誰もその争いを止められないし止めようとも思わない。ただ時が流れるに身を任せている。
・誰も文脈を読みたがらない。だから人は争う。
・インターネットの争いは言って見れば宗教戦争なのだ。

*1:その代表例がはてな村

*2:その代表例が技術者ブログ

*3:無断リンク禁止vs無断リンク原理主義

*4:似非科学vs科学 領土問題など

イロイロな自意識

watto.hatenablog.com
id:wattoさんの連載が変な終わり方をしたから少しモヤモヤしてるのだよなぁ。
で。
一人でもんもんとしてるので記事にすることにした。

「もう一人の自分自身の正体は何か?」が本当に問題にしたかったこと

ぼくが、という認識をしている、という意味で
そもそもの始まりは自分の存在に対する不安なのだと思う。

私自身が、自分自身が存在することに対する不安・恐怖から逃れるためです。
もう一人の自分自身の正体は誰か?(間奏曲〔インテルメッツォ〕) - しいたげられたしいたけ2

それで、なぜ存在不安が発生するかといえば、ずばり自意識があるからだ、
ってなってったと思う。

本当はこの段階で、「その存在不安は何処からやってくるか」を記事に起こそうと思ったのだけれど、この連載が終わるまで見守ることにした。
それで言及が今頃になってしまた。
「意味論」も興味深くはあるのだけど、この文脈で語れる問題じゃないなぁ。

自意識の定義

で、自意識って何って話になる。
自意識って言葉自体がバズワード化してるからここできちんと定義したい次第。
自意識の定義は難しい問題だ。
たとえば「自意識過剰」と言われたりする。

自意識過剰(じいしきかじょう)とは、自分自身の事柄に関して過剰に意識している人。
自意識過剰とされている者には自分の外見や行動などが他人からどう思われているかなどに必要以上に注意をはらっている傾向がある。人前でスピーチをする時などに他人に良い印象を与えることへの意識のし過ぎによる緊張があがり症ると言われている[1]。反意語に無意識過剰というのが存在する。
自意識過剰 - Wikipedia

40歳にもなって他人との比較に終始し、自分より上か下かに汲々とする自意識
自意識の牢獄。どぎつい生。 - シロクマの屑籠

なんて使われ方もする。
辞書を見てみよう。

[名・形動]他に対する自己を意識しすぎること。自分が他人にどう見られるかを考えすぎること。また、そのさま。「―になる」「―な人」
じいしき【自意識】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

「自意識」という言葉の根本の意味は「自己認識」と捉えてよさそうだ。
少なくともこの記事ではそう定義しよう。
自分という存在を認識して始めて「他に対する自己を意識しすぎること」が可能になるからだ。
あるいは「他人との比較に終始し、自分より上か下かに汲々とする自意識」という使われ方が可能となる。

さて問題提起

問題がないのが問題 なんちて。

私なりの「もう一人の自分自身の正体は何か?」という問いに対する結論は、自分自身を「意識のクオリア」と「意識のクオリアの短期記憶」の複合体と考えると、自分自身を認識しようとしたとき「意識のクオリアの短期記憶」の方のみを認識しようとし、それが「意識のクオリア」とは別物だと考えて無限ループに陥る、というものでした。
もう一人の自分自身の正体は誰か?(その5:たぶん完結) - しいたげられたしいたけ2

この結論はいささか焦りすぎた感があるのだよなぁ。
たとえば以下のQ&A問答を考えてみる。
Q1 動物に短期記憶はあるか
A1 あると答えるのが妥当だろう。
Q2 動物に意識はあるか
A2 あると考えるのが妥当だろう。人間と動物を区別する明確な理由はない。但しデカルトの時代には人間と動物は明確に区別されていた。
Q3 動物は自己認識できるか。
A3 大抵の動物学者はできないと考えてる。それはこんな実験から。

自分を分析する能力は、心理学者の間では、中期幼年期まで開発されず、恐らく動物の中でもほんの少数の種にしかないと、広く信じられている。自意識を有するや否やを調べるテストは以下の様なものである。対象の額に鮮やかなドットを塗り、次に、鏡の前に対象を置く。対象が自分の額からドットをとろうと手を伸ばした場合、対象は自己認識によって自分の存在をはっきり理解しているといえる。
自己認識 - Wikipedia

僕が言いたいのは、短期記憶は自己認識の必要条件ではあるが十分条件ではないということだ。
では自意識はいつ芽生えるのか、という疑問が必然的に発生する。

 重要なことは、このとき子どもが完全に騙されている、という点にあります。
 人間は、自分自身の眼で自分を直接に眺めることができません。それゆえ左右反転した鏡像という偽のイメージによって、最初の自己像を確立するほかはありません。このとき子どもは、自分が自分であるためには、鏡のような幻想の力を借りなければならないという意味で、きわめて大きな負債を追うことになります。
 別の言い方をするなら、子どもは鏡像の力を借りることで、ありえないほど早期に自己イメージを確立できる代わりに、「真の自己イメージ」と出会う機会は永遠にそこなわれます。これを精神分析では「主体は自我を鏡像のなかに疎外する」と表現します。
 多くの場合、こうした「疎外」は自覚されることはありません。だから、一部の人々は、「じぶん探し」と称する、ひたすらおのれの鏡像に騙され続ける旅をえんえんと続けます。しかし、ラカンによれば「じぶん探し」に真の回答がありえないことは、鏡像段階ですでに定められた運命なのです。
書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」

人間でさえ、乳幼児期には統一された自己像を持ってないと思われている。
それどころか

一部の人々は、「じぶん探し」と称する、ひたすらおのれの鏡像に騙され続ける旅をえんえんと続けます。

という。

脳を理解するための9冊+α(思いついた時更新)

ブレインブック THE BRAIN BOOK みえる脳

ブレインブック THE BRAIN BOOK みえる脳

脳を読んでると色んな用語が出てくる。辺縁系、皮質、ニューロン、前頭葉、とか
とにかく解剖学的用語が圧倒的に多い。テグメンタって何処にあるの? 扁桃体って何? 海馬? なにそれおいしいの?
こんな具合だ。
だからそんな時はこの本を開くことをおすすめする。迷子にならないように...。とにかく面白い! 著者の池谷氏は専門は薬理学ということを踏まえて読めば毒にはなるまい。高校生を相手にした脳の授業。
のうだま―やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密

漫画家の上大岡トメ池谷裕二がタックを組んで本を書いたらこんな本になりました。
やる気が出ない時におすすめ。
なりきるのは面白い。カラオケで歌手の真似をしてその歌手になりきってるときは楽しいだろう?
そんな本
デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳 (ちくま学芸文庫)

デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳 (ちくま学芸文庫)

感情と脳について考えてみたかったらこれだ。少し難しいが、感情は身体的なものであるという著者の持論が展開される。
脳のなかの幽霊 (角川文庫)

脳のなかの幽霊 (角川文庫)

脳の研究は何も大掛かりな装置を使わなくったって出来るのだ。
切断された足がまだあると感じる幻肢痛の研究から始まり、少ないエビデンスで多くを語る脳の研究へと読者を一気に引きずりこむ。
脳の話 (岩波新書)

脳の話 (岩波新書)

この本は古典だが脳の研究はかつて推測に頼ってたことがよく分かる本。
今でこそfMRIだとか脳を測定する装置が発達してきたが。
NHKスペシャル 病の起源 うつ病と心臓病

NHKスペシャル 病の起源 うつ病と心臓病

脳科学の文脈で読まれてもいいのではないかと思う。うつ状態になった魚からうつ病の起源を魚に求めてる。日経サイエンスは信用できる。少なくともニュートンよりは。そして最新の知見を知るには雑誌がいい。書籍になる頃にはどうしても古くなっている。
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

意味記憶エピソード記憶についてはこちら。
関連:togetter.com


以下個人的に気になる本

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

共感が出来るのはミラーニューロンのお陰なのです。
感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ

感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ

無意識の脳 自己意識の脳

無意識の脳 自己意識の脳

ダマシオもいいけどリベットの研究成果が考慮されてなかったしなぁ。
脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫)

脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫)

極論なのです。
意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス)

意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス)

これも有名な本(自分基準)
人間の本性を考える  ~心は「空白の石版」か (上) (NHKブックス)

人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (上) (NHKブックス)

人間の本性を考える  ~心は「空白の石版」か (中) (NHKブックス)

人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (中) (NHKブックス)

人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (下) (NHKブックス)

人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (下) (NHKブックス)

自意識について考えるならピンカー。

自由意思について

脳科学(神経科学)[編集]

運動準備電位の観測例。被験者が動作の決定を意識するより(図中の 0 sec の時点)おおよそ1/3秒ほど前から、関連する脳活動による電位の変化が計測される。
現在では生きたままの脳を研究することが可能になってきており、『意志決定の「機構」』(the decision-making "machinery") が働いている様を観察することができる。
この領域における重要な実験が1980年代にベンジャミン・リベットによって行われた[54]。任意の時間に被験者に手首を曲げてもらい、それと関連する脳活動を観察する実験である(このとき、準備電位(readiness potential)と呼ばれる電気信号が立ち上がる)。準備電位は身体の動きに先行する脳活動としてよく知られていたが、行動の意図を感じることと準備電位が一致するかどうかはわかっておらず、Libetはこの点を探求した。行動の意図が被験者にいつ生まれるかを決定するために、時計の針を見続けてもらって、動かそうとする意識的意図を感じたときの時計の針の位置を報告してもらった。
Libet は、被験者の脳の活動が、意識的に動作を決定するおおよそ1/3秒前に開始したことを発見した。これは、実際の決定がまず潜在意識でなされており、それから意識的決定へと翻訳されていることを暗示している。
後に Dr. Alvaro Pascual-Leone によって行われた関連実験では、動かす手をランダムに選ばせた。ここでは、磁場を用いて脳の異なる半球を刺激することによって被験者のどちらかの手に強く影響を及ぼしうることを発見した。例えば、標準的に右利きの人は実験期間の60%の間右手を動かすことを選ぶ、しかし右脳が刺激されている間、実験期間の80%の間左手を選んだとされる(右脳は体の左半身を、左脳は右半身を統括していることが想起される)。
この場合、動かした手の選択へ外的影響(磁場を用いた脳に対する刺激)が加えられていたにもかかわらず、被験者は「手の選択が(外的影響とは独立に)自由になされたことを確信している」と報告している。
自由意志 - Wikipedia